女性向けのオススメ作品やイケメンをご紹介！
【連載】もっともっと♥感じるためのAV講座
第14回 『デビュー作観賞のすすめ』AV女優さんたちの等身大のエッチに感激！！
今をときめくトップ女優達も初めてのAV撮影ではみんな緊張でガッチガチのウブな女の子でした。才色兼備な魅力を発揮して圧倒的なカリスマとなった紗倉まなちゃんも、いつも元気いっぱいの松岡ちなちゃんも、AV引退後に女優として映画や舞台で活躍中の範田紗々ちゃんだって、はじめてのときは普通の女の子とおんなじように、はじらいながら、初めて知るオトナの快感に身を震わせていたのです。
さて、そんなわけで今回のAV講座のテーマは『デビュー作観賞のすすめ』。今の大胆な姿からは想像もつかないウブな姿を観賞し、大好きな女優さんのルーツを知ることで、もっともっとAVの楽しみが増えるというお話です。
■AVデビュー作＝等身大の女の子
私は、アダルトライターという仕事柄、新作AVを多く観賞していますが、その中でも最も良く観るジャンルは『デビュー作』。AV女優さんのインタビューの依頼を受けた際には、その女の子の作品を鑑賞してから取材を行います。新人女優さんの場合は、デビュー作の内容を質問することが多いので当然なのですが、ベテラン女優さんを取材する場合でも、デビュー作のチェックをするようにしています。
その理由は、女優さんのお人柄を知ることができるから。デビュー作を撮影するとき、女優さんはみなデビュー前。昨日までの普通の女の子が、カメラの前で笑って、脱いで、セックスをします。ですから、そこに映し出されているのは、女優さんの本来の姿そのまんま。しかも、服をまとっていない分、無垢な姿をさらけ出しています。
緊張で何も言えなくなってしまう女の子。未知の世界にとびこんで好奇心に瞳を輝かせる女の子。ドキドキしすぎてはにかみがとまらなくなってしまう女の子。そして、感情が爆発して泣きだしてしまう女の子。普段はなかなかみせることのない本性が、いやおうなしに飛び出して、私はいつもあたたかな気持ちになります。
「精一杯頑張っているんだな」とか「この子、可愛い～」とか「思った以上にエッチで好き！」とかとか、AV女優さんとしてではなく、一人の女の子として興味が沸いてくるんです。
そして、こういう感情を抱くのは何も私だけでなく、実は多くのAVファンの男性たちにも言えること。それはDVD販売実績データーを見ても一目瞭然。デビュー作の売り上げがダントツを締め、その売れ行き次第でメーカー側も専属契約を継続するか否かを判断しているのです。
■応援したくなる女の子を探そう！
さて、なぜデビュー作の売れ行きが専属契約の続行に関係するのかというと、『AV女優』の概念によるものです。今、AV女優さんもTVの世界に進出して芸能人のような活動をしていますが、本来は求められているのはもっと敷居の低いアイドルとしての存在意義。職場のアイドルや商店街のアイドルと並行状にある、もしくはそう思わせてくれる身近な存在なのです。
デビュー作の売り上げが、AV販売実績の中の多くを占めている理由は、まさにそれ。つがいを求めるオスの本能が「どこかに、いい嫁いないかな～」と、引き寄せられるように手を伸ばすのがAVのデビュー作なのではないかと、私は考えています。
そして、見つけたら最後、徹底的に猛アプローチ。当然、ほとんどの男性が妄想や夢の中で行うことが前提ですが、激しい子作り（セックス）に酔いしれるわけです。
「でも、それって男の話でしょ？ 女に関係ないよね？」なんて思わないでくださいね。多くの女性は、可愛くて綺麗な女性に惹かれますよね。「この女の子のことをもっと知りたい」そう思う気持ちが、やがて「この子を応援したい！」というファン心理となり、やがて自分は女であろうが、男であろうが関係なし！ 「この子の作品は全部みたい！」という熱烈な興奮へと発展し、新作をワクワクでしながら待つという楽しみが生まれるのです！
そして、その楽しみは、女優さんが有名になるほどに心地よさが増していきます。「私はこの子のこと、デビュー作から目をつけてたし～！」と、自慢するときの楽しさときたら!! あ、すみません。私の意見は大分マニア寄りかもしれませんね。まぁ、マニアというより、生粋のミーハーなんですけどね。先日、10年来の友人に「ふみちゃんって、AV女優を見る目が完全にミーハーだよね？」と言われてドキッとしたばかりだったりします（笑）
とにもかくにも、応援したくなる女優さんが見つかると、AVの存在価値も一気に変わります。オナニーのための動画から、女優さんを応援するための材料になり、無作為に見たいAVを探していた頃より、AVの楽しさが2倍にも10倍にも膨らみます！
■イベント参加は女性の方が断然お得！
AV女優さんのファンになったら、その女の子に傍に行きたくなるのがファン心理というもの。ここ10年の間、AV女優さんと直接会えるイベント数は急増しており、かつては東京のみでしか実現しなかったサイン会も、全国のAV販売ショップで開催されるようになりました。新作ＤＶＤの販促イベントが一番多いのですが、ロフトプラスワンなど芸能人も出演するイベントホールやステージで行われる大きなイベントも増えてきたので、女性ファンの参加者も年々増えてきています。
このAV女優さんと直接あうことができるイベントですが、いくつかのルールがあります。その中でも最も厳しく管理されているルールが「女優さんに触ってはいけない！」という決まり。破れば即刻会場の外にポイッ。女優さんを守るスタッフさんの優しさがなせる配慮でもあります。
しかし、それはあくまで「ファンから女優に触ることはできない」というルールであり、「女優からファンに触るのは例外」です。サービス精神が旺盛な女優さんは、ファンにハグをしたり、腕にしがみついたり、かなり密着してくれる子もいます。そんなわけで、女性ファンがお得という理由は、女優さんが女性にはより密着してくれるから。ハグなんて当たり前、冗談で胸を揉んじゃう女優さんもいますし、先日、聞いた凄い話でキスと交わしたという女優さんもいたそうです。しかも、舌を絡める濃厚なキッスだったとか!? はぁぁ～、なんとも羨ましい。（文月はレズではないけれど、女子とのキスは好き!!）
さらに女性がお得な理由は、女優さんが名前を憶えてくれること！ ファンとしては、この上ない光栄ですよね～。女優さんのお母さんほどの年上の私でさえ、気さくに名前を呼んでくださる女優さんが多く、もうその度に嬉しすぎてにまにましています♪
■デビュー作は女優のカタログ
最後にもうひとつデビュー作の観賞をお勧めする理由は、内容が似たり寄ったりなので、女優さんのカタログとしても有効だという点。「この子のいいところは、エッチの時の声！」「この子はフェラが苦手そう…。今後、どう成長するのか楽しみ！」など、カタログゆえに自分なりのチェック項目にマークできるのです。また、それを意図して製作されているというのも事実です。そして、そのチェック項目を、その後の応援の指針にしていけば、あら不思議。AVマニアのできあがり！ 男性にも負けないAVの知識を身に着けて、ガンガンAVを楽しめるようになるのです!!
さて、次回のAV講座では、そんな魅惑のイベントへの参加方法と、イベントでの作法をお話しする予定です。お楽しみに！
◆ライタープロフィール
文月みほ（ふみづき・みほ）
アダルトライター。
１万5千本に及ぶAV鑑賞経験を活かし女性向け18禁イベント【花園AV女学院】を主催。AV専門誌をはじめ、アダルト系WEBサイト、週刊誌などにAVレビューやAV女優・男優インタビュー記事など多数掲載中。
提供：GIRL’S CH
