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COLUMN

【連載】もっともっと♥感じるためのAV講座 第3回 AV女優さんはセックス中「イクイク~ッ」と絶叫してるけど本当にイッてるのか検証してみました!

AVを観ていると、女優さんが大袈裟に『イクイク~ッ』と、絶叫している姿をよくみかけますが、あれはAVを観ている男性たちを、喜ばせるためのウソなのではないかと疑ってしまったことはありませんか? また「カメラで撮影されながら本気で感じることなんてできるの?」と、疑ってしまいますよね。そこで、これまで私がインタビューーしてきた約5~600名の女優さんの意見の中から印象に残っているお話を元に、真偽の程を検証してみようと思います。

■自分はイケない体質だと思っていた40代バツイチの女優さんの場合

AV界は10年前から熟女ブームが巻き起こり、毎月、数え切れない人妻作品が発売されています。その影響で、30代、40代の女性の新人女優さんも珍しくなくなっていて、私もこれまで数え切れない熟女新人さんを取材してきました。
その中で、印象に残っている話は、40代前半で離婚をしたのをきっかけにAVデビューを果たしたSさんのお話しです。男性経験は、旦那様を含めて3人だけ。浮気経験はなく、変わったセックスの経験もなかったというSさんのAVデビューの理由は「このまま、セックスの快感を知らずに年をとりたくなかったから」というものでした。半ば「私はイケない体質なんだ」と諦めていたそうですが、たまたま雑誌で同世代の女性がAVに出演していることを知って、プロの男優さんのセックスのテクニックを味わってみたいと思い立ち、自ら出演を希望されたとのことでした。
デビュー作の撮影は、予想に反してスタッフさんの数が多く、緊張でガチガチに。スポットライトで照らされているベッドに横たわった時には、期待よりも不安の方が強く、このままでは気持ちいいセックスなど味わえるはずがないと愕然としたそう。ところが、男優さんの一言で全てが変わったのだそうです。

「乳輪が大きくて素敵ですね」

それは、彼女が最もコンプレックスに感じていた部分。子育ての経験もあり、最も隠したい部分だったにも関わらず、その乳首を観た男優さんが興奮していることを知ったSさんは、一気に女性としての喜びを取り戻し、普段の2倍も3倍も感じてしまったんですって。そして、気づいたら潮を吹くほどにアソコの中が敏感になり、セックスが始まって数分で、感じたことのない浮遊感を覚えたのだとか。その時は、それがイクという現象だと気づくことができなかったそうですが、本番終了後に「凄い大きな声をだしてイッてましたよ」と監督から聞いて、ビックリしたんだとか。
彼女から聞いた話で、最も印象に残っている言葉はこちらです。

「女がセックスで感じるのは下品なことだと思い込んでいたので、夫とのセックスではいつも声を我慢していたんです。ところが、撮影では声をだして欲しいと言われ、感じるままに声をだしていたら自分でも気付かないうちにイッていました」

きっと脳がリラックスしたことで、カラダも開放的になったのだと思います。そんなわけで、この方の場合の「イクイク~ッ」は、本当ということになります。

■「イヤ…もうダメ…」が口癖だった20代の女優さんの場合

先ほどの女性とは逆に、普段からイキすぎてセックスの度に彼氏に口を手で塞がれていた20代前半のAちゃんの話も、印象的でした。

「私ってイキやすいみたいで、すぐに頭が真っ白になってしまうんです。自分では気づいていないんですけど、イクたびに『イヤ…もうダメ…』って叫んでいるみたいで、彼氏からいつも『うるさいよ』と口を手で塞がれていたんです。でも、そのせいで、撮影で失敗してしまって…」

なんと、撮影中にも関わらず、普段通りに無意識で『イヤ…もうダメ…』と叫んでしまったがために、それを本当にイヤがっているのだと判断した監督が、撮影を中断してしまったというのです。

「もう少しでイケるってところで止められちゃったから、もうガッカリしちゃって。それ以来、撮影の時は『イクイク~ッ』って、言うように気を付けているんです(笑)」

そんなAちゃんは、セックス本番の最中、カメラで撮られていることを決して忘れないそう。その理由は『だって、自分のセックスが誰かに見られちゃってるって思うと、もっと興奮できるから!』。ちなみにAちゃんのルックスは清純そうなお嬢様。大人しそうな子ほど、素顔は大胆なんですよね!

■「イクッ」て叫ぶことが義務だと思っていた20代女優さんの場合

AV女優さんとは言え、やはりイケない女性も存在します。20代後半のKさんの場合。Sっけの強い彼氏が多く、彼に激しく責められるたび、彼を満足させようと「イクイク~」と嘘をついていたそう。撮影でも、同じように「イクイク~ッ」と大袈裟に叫ぶことが、男性ファンへのサービスだと思い込んでいた彼女は、体調不良で感度がおちている時でさえも「イクイク」と絶叫していたそうです。

そんなKさんのウソ絶叫セックスが一変したのは、初めて本気でイッてしまったときのこと。「スタッフさんが別室にいて、私と男優さんが2人きりでセックスをするというシチュエーションがあって、その時に初めて本当にイケたんです。私も知らなかったんですけど、本気でイッてる時って、逆に声がでないんですよね。クッって息が漏れるだけで(笑)」

そんなわけで、Kさんの「イクイク」は完全なるパフォーマンス。でも、イケないわけではなく、イクと声がでなくなってしまうという意外な真実が伴うのでした。

■まとめ

AV女優さんの場合、演出上「イクイク~ッ」と絶叫する必要もあり、それがどうにもワザとらしく見えてしまうのですが、私が話を聞いた限りではイッたことがないという方はほとんどいませんでした。勿論、体調次第で100%イケるわけではないようですが、ほとんどの女優さんが言うのは「作った喘ぎ声は、目の肥えた男性ファンにバレてしまい逆効果化ので、なるべくしないようにしている」との事。よって、答えは『ほぼ本当にイッている』ということになります。それにしても、そんなにも気持ちいいセックスができるなんて、羨ましい限りですよね!

◆ライタープロフィール

文月みほ(ふみづき・みほ)
アダルトライター。

1万5千本に及ぶAV鑑賞経験を活かし女性向け18禁イベント【花園AV女学院】を主催。AV専門誌をはじめ、アダルト系WEBサイト、週刊誌などにAVレビューやAV女優・男優インタビュー記事など多数掲載中。