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COLUMN

【連載】もっともっと♥感じるためのAV講座
第8回 似ているようで性的な意味合いは全く違うAV用語解説〈要注意ワード編〉

AVを探す時、ネット上で公開されているレビューや口コミを参考にする方が多いと思います。しかし、プロライターやAVマニアたちが当たり前に使っているAV用語の中には、一般女性が理解できない言葉もたくさん。そのせいで、レビューを参考に作品を選んだはずなのに、実際に見てみたら想像と違って不快な思いをしたという女性も多いと思います。しかし、専門用語を正しく理解すれば、そんな失敗も即解決!!

一口にAV専門用語と言っても、無数に存在するもの。そこで、今回は似ているようで性的な意味合いは全く違う誤解されやすい要注意ワードの解説を行います。

■間違うと大失敗してしまう重要な用語

では、早速、似ているようで性的な意味は全く違う用語を解説していきます。…が、まず注意点をひとつ。分かりやすく説明するために、女性と男性の性的行為を例にとって解説します。同性愛にも、当てはまる行為もありますが、基本的には男女のセックスにあてはめて解釈してくださいね!

【フェラチオ】
口を使って、男性器に性的快感を与える行為。女性が、自主的に行う、もしくは同意のもとで行われる行為。ローリングフェラ、バキュームフェラなど、様々なテクニックが存在。口の動かし方、吸引方法などで、男性に与える刺激が変わるため、女性から男性に行うご奉仕プレイの代表的なものとなっています。女性にとってのフェラ作品は、男性を喜ばせるための教材としても有効。

【イラマチオ】
男性が、女性の頭を掴んで、強引に口内に男性器を挿入する行為。女性の意思は無視。フェラを拒んだ場合に強要されたり、男性が主導権を握っていることを誇示するために行われることが多い。主にレイプ作品でみることができます。女性が苦しがる姿に興奮する男性に向けて行われているので、喉奥まで男性器を突きたてることが多く、女性が嘔吐に至る場合もあります。女性の閲覧は要注意のジャンルです。


【調教】
女性を精神的にコントロールすることを目的とした行為。女性を肉体的にいたぶることもありますが、最終目的は服従させること。誤解されがちですが、いたぶり行為は過程にすぎません。調教には大きく二種類あり、一つ目は愛情をもって信頼感を得ようとする行為。二つ目は、暴力や恐怖によって相手の反発心を奪う行為。前者は、SMにおける主従関係が成り立ち、調教を受けた側も精神的に成熟したプレイを楽しむことが可能。後者は、調教された側が無気力、もしくは理性を失ってしまうので、性奴隷として扱われることになる。いずれも、女性が堕ちていく様を鑑賞したい人にうってつけ。

【凌辱】
女性の意思を無視して、男性が己の欲望を満たすために行う性的な暴力行為。レイプとも言う。調教との大きな違いは、いたぶる行為自体が最終目的であること。女性がかなり手荒に扱われるので、女性の閲覧は要注意。散々、弄ばれた挙句にゴミ捨て場にポイ捨てされるような作品もあります。


【拘束】
紐状のアイテム(ロープ、テープ、ネクタイ、タオル、ラップ等)や拘束具(手錠、SM道具)によって、女性のカラダを固定して、肉体的自由を奪う行為。SM嗜好のないカップルや夫婦でも、マンネリ防止で行うこともあり『ソフトSM』と呼ばれることもある。AVにおいては、女性を椅子に固定して激しくアダルトグッズで責めたり、凌辱プレイに発展するハードな作品もありますので、閲覧の際にはよく見極める必要があります。

【緊縛】
綿ロープ、麻縄など専門的な紐を使用し、女性の体を縛るSMプレイの一種。精神的に服従させること目的とした行為で、信頼関係、主従関係、専門的知識がないと危険なプレイです。形式に沿った様々な縛り方があり、芸術的な観点で鑑賞するファンも多数。AVにおいても、見た目の美しさ、精神世界の表現など、官能的な美学を感じる作品が高評価されています。凌辱作品を混同されがちなジャンルですが、食わず嫌いは勿体ないかもしれませんよ!


【痴女】
エッチな女性。理性をかなぐり捨てて快感をむさぼりたい女性。AVにおいては、男性の理想や妄想上の生き物として、かなり誇張されたキャラクターになりがちです。「あなたのオチ●ポが欲しいわぁ~」など、一般女性が使わない『淫語』と呼ばれる女言葉で男性の興奮を煽ったりするので、女性がみると違和感を覚えてしまいがち。責められたい願望のある男性とおつきあいされている女性にとっては、最高のテキストです。

【S女】
支配欲、征服欲を持つ女性。女王様とも呼ばれる。M男と呼ばれるマゾヒストの男性と主従関係を結び、一般的な愛情表現とは違った方法で、主に精神的な快感を求め合います。その方法は過激なものも多数。男性を緊縛したり、男性器を踏みつぶしたり、お尻にバイブを入れたり、尿道に棒を入れたりと、思わず顔をしかめてしまうハードプレイが多いので、男女ともに閲覧は注意。


【屋外プレイ】
建物の外、野外で淫らな行為を行うこと。カーセックスも含まれます。人目を避けながらスリルを味わうことを目的としていて、解放感や刺激を味わいたい人にうってつけのプレイです。AVでは、南の島のビーチで大胆なエッチを楽しむ作品から、森林の中で行うレイプ作品まで様々。かつては、公園や街の路上でのプレイも行われていましたが、条例が厳しくなったために激減しています。

【露出プレイ】
淫らな行為を人目に晒そうとする行為。羞恥心、背徳感が興奮に繋がる人にうってつけのプレイ。AVでは、主にM女が出演。裸にコートを羽織っただけの恥ずかしい姿で住宅街を歩いたり、アダルトショップの中でお客さんに交じってセックスをしたりなど、際どい作品もあります。これらを、大人のイケナイ遊びととるか、反社会的、非道徳的行為と見なすかによって、反応は様々。観る前に検討してみましょう。個人的には観てから判断して欲しいような…。意外な性癖を発見できるかも!!


■「こんなはずじゃなかった…」を防ぐ第一歩

知っているつもりで間違った意味で理解していたという方もいらっしゃると思います。それも当然。AVが扱うジャンルは、約35年と言う年月の中で、あまりに多種多様化し、一般女性の理解が及ばないものがほとんどなのですから。しかし、ここに書かれている内容を理解すれば、期待外れの作品を購入してしまったという失敗も、減るはず。また、時代や流行によっても、プレイ内容はかなり変化しています。ここで紹介したものは、私個人の見解であるとともに、ここ数年の傾向であることも頭に入れておいてくださいませ。微妙な違いで内容は大違い。ぜひ、参考にしてくださいね!

◆ライタープロフィール

文月みほ(ふみづき・みほ)
アダルトライター。

1万5千本に及ぶAV鑑賞経験を活かし女性向け18禁イベント【花園AV女学院】を主催。AV専門誌をはじめ、アダルト系WEBサイト、週刊誌などにAVレビューやAV女優・男優インタビュー記事など多数掲載中。