1 柘榴坂の仇討 安政七年(1960年)。時の大老・井伊直弼に仕える彦根藩士の志村金吾(中井貴一)。桜田門外で暗殺者集団の襲撃を受けた際、直弼の警護役を務めながらその命を守りきれなかった。その失態を恥じた両親は自害するも、自身は切腹を許されず、逃亡した水戸浪士を討ち取れとの藩命が下る。以来、献身的な妻セツに支えられ、仇を捜し続ける日々を送る。それから13年、武士の世は終わりを告げるも、金吾の仇討ちへの執念は揺らぐことはなかった。そしてついに、18名の刺客の最後の生き残り、佐橋十兵衛の居場所を知る金吾だったが…。 ¥330 2 塀の中の懲りない面々 前科13犯の安部直也(藤竜也)は恐喝罪、銃刀法違反で懲役3年3カ月の刑を受けて服役中。受刑者たちには窃盗前科21犯で、国公立の場所でしか仕事をしない老懲の忠さんこと小山忠造(花澤徳衛)、紙喰いのメエこと山崎明(川谷拓三)、看守たちにチクる岩崎源吉(なべおさみ)、色白の二枚目、松沢英司(上杉祥三)、脱獄の日に備えて毎日ランニングをする革命の闘士、城山勉(柳葉敏郎)などがいた。直也の名は“塀の中の文豪”として刑務所の隅々にまで知れ渡っていて、懲役たちにとどまらず看守からもいち目置かれている。ある日、安部は工場での労働で新入りのサブこと飯田三郎(森山潤久)と再会した。彼は土産に持ち込んだシャブを安部に渡すが源吉にチクられ、入所したその日から軽塀禁になってしまった。定年間近の看守の鉄っつぁん(三代目江戸屋猫八)が、ドク・西畑(植木等)に腰痛を診てもらいにやって来た。 ¥330 3 台風家族 家族って何だろう──家族について考えたくなる、家族を愛おしく思える、これは普遍的な“家族”の物語。ブラックユーモアあふれる物語には〈怒り〉〈愛情〉〈嫉妬〉〈後悔〉〈許し〉……誰もがきっと共感する感情が紡がれている。 ¥440 4 空母いぶき 運命の、24時間。 ¥550 5 光 あなたと見つめる今日がこんなにも、いとしい ¥330 6 私の男 直木賞受賞のベストセラー小説、禁断の映画化! ¥440 7 曖昧な未来、黒沢清 『アカルイミライ』の制作過程をつぶさに捉えた異色ドキュメンタリー。 ¥330 除外キーワードで絞り込む を除く