伊藤雄之助(いとうゆうのすけ)
黄色いからす、放浪記、かあちゃんなどが人気!
放浪記 放浪記
昭和初期、林ふみ子は行商をしながら、母親と駄菓子屋の二階で暮らしている。八歳の時から育てられた父親に金を無心されるふみ子に、隣室に住む印刷工・安岡は同情するが、初恋の人を忘れられないふみ子は彼の好意を受け入れない。やがて生活苦からカフェの女給となったふみ子は、彼女の詩を読み同人雑誌の仲間になるよう勧めた詩人兼劇作家・伊達の下宿に移るが、新劇の女優で詩人の日夏京子が伊達の下宿へ押しかけてきたことに憤然とし下宿を飛び出す。しかしその後、ふみ子の詩が新聞などで評価されるようになると、不思議なめぐりあわせから伊達と別れた京子とふみ子は手を取り、本を出版するようになる。そんなある日、彼女らを評価する「太平洋詩人」の白坂と京子がふみ子を訪ねた。そして、「女性芸術」でふみ子と京子の詩を選択のうえ、どちらか一篇を掲載すると告げる…。
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ブンガワンソロ ブンガワンソロ
太平洋戦争終結前夜、舞台はインドネシア・ジャワ島。3人の日本兵・深見・武・野呂が脱走していた。野呂はマラリアに感染していたため、3人はスヘルマンの家に匿われる。脱走兵を助けるスヘルマンの家には娘が二人。その長女のサリヤは日本兵を嫌っていたが、彼らの世話をするうちに深見に恋心を抱くようになる。ある日、3人が村を出ようとしたとき、深見が突然、村に残ると言い出す。深見もまた、サリヤに恋心を抱いていたのだ。そこに、小田切という足を負傷した日本軍の軍曹が村に流れて来た。3人を連行しようとした小田切だったが、スヘルマンが祭の酒席に誘い、酔っているうちに意気投合。そんな中、武は不慮の事故に遭う。そこに3人の脱走兵を追っていた憲兵が村に現れた。果たして彼らの運命は?
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