ベルサイユのばら‐フェルゼンとマリー・アントワネット編-（’15年花組・台湾・千秋楽）

明日海りおを中心とした花組選抜メンバーと専科による、第二回宝塚歌劇団 台湾公演。

明日海りおを中心とした花組選抜メンバーと専科による、第二回宝塚歌劇団 台湾公演。これまで幾度となく再演を繰り返している大ヒット作品、『ベルサイユのばら』を上演。革命に揺れ動く18世紀のフランスを舞台に、スウェーデンの伯爵フェルゼンとフランス王妃マリー・アントワネットの道ならぬ恋を中心に描く。18世紀末、永の栄華を誇ったブルボン王朝は翳りを見せ始め、重税に喘ぎ、各地で暴動を起こす民衆と宮廷の関係は日増しに緊迫の度合いを深めていた。また、宮廷ではブルボン王朝を揺るがすような問題をもう一つ抱えていた、王妃マリー・アントワネット（花乃まりあ）とスウェーデンの伯爵フェルゼン（明日海りお）との道ならぬ恋である。王宮のしきたりや儀式に縛られ、孤独を感じていたアントワネットと留学生のフェルゼンは出会うや否や恋に落ち、密かに逢瀬を重ねていたのだ…。王妃付き近衛隊隊長でフェルゼンを密かに恋する男装の麗人オスカル（柚香光）、幼いころからオスカルを一途に慕うアンドレ（芹香斗亜）、それぞれの運命がフランス革命の嵐のなか、激しく動き出す。　～池田理代子原作「ベルサイユのばら」より～